次世代RPA「bp-connect」に関するよくあるご質問をQ&A形式でまとめています。
■カスタマイズについて
Q)カスタマイズ、レガシー環境への対応は可能ですか?
A)お客様のニーズに合わせ、オプション開発が可能です。レガシーシステムの対応や、お客様の特殊ニーズにもお応えすることができます。
■ロボット作成について
Q)SAP向けのコンポーネントのリリース状況を教えてください。
A)bp-connectでは、SAP専用のロボット開発コンポーネントを200以上用意しており、SAPに特化した開発が簡単になります。
Q)作成したロボットをディスプレイロック(スクリーンロック)状態で動かしたいと思っているのですが、bp-connectではディスプレイロック対応が可能でしょうか?
A)可能です。ロボットがディスプレイロック(スクリーンロック)状態になった場合は、継続的に実行します。
Q)データの取得先や、処理の対象がログインを必要とするウェブサイトの場合、ロボットにログイン名とパスワードの情報を渡す必要があります。bp-connectではパスワードのセキュリティはどのようになりますか?
A)セキュリティに関しましてパスワード隠蔽、「Windows 資格情報」認証もサポートしております。
Q)堅牢性や信頼性が求められるRPA製品の中でbp-connectのオブジェクトの取り方を教えてください。
A)bp-connectのオブジェクトの取り方は、様々なタイプに対し異なる技術手法が採用されるので、最も適切な方法を利用します。例えば、SAP専用の開発コンポーネント、Javaフォーム、Win32フォーム、およびWebページに対しそれぞれ異なるテクノロジーを使用して要素の識別を行い、信頼性をたかめます。
Q)複雑な分岐・ループ・エラー処理の実装はどのようになっていますか?
A)bp-connectでは、複雑な分岐・ループ・エラー処理の実装がされ、会計処理など複雑なロジック処理も簡単に行うことができます。
Q)リアルタイムデバック機能は搭載されていますか?
A)ブレークポイント、シングルステップデバッグ、リアルタイム変数表示など、従来のRPAよりも高機能なデバックが行えます。
■ロボットと人間の共同作業について
Q)bp-connectでは、ロボットと人間の連携機能ありますか?
A) bp-connectはワークフロー機能を用意しており、Webブラウザでワークフローを作成できます。ワークフロー設計、管理、監視など多数のコンポーネントをご用意しています。
■実行・管理機能について
Q)PC1台で複数ロボットの同時実行は可能ですか?
A)はい。可能です。bp-connectは並行処理が可能で、サーバ上ではもちろん、PC一台でも同時に複数のロボットを実行できます。
Q)ネットワーク上の複数PCの同時実行管理が可能ですか?
A)bp-connectのスマートコマンダ(管理センタ機能)は、ネットワーク上のすべての実行環境(ロボットを実行するPC)に対して、実行のON/OFF管理が可能で、ロボット倉庫からロボットのアサイン/取り消し、スケジューリング、リソース管理などが可能です。
Q)スケジュール機能はどこまで提供していますか?
A) 日、週、月など、さまざまな次元でのタスクスケジュールが可能です。
Q)スケーラビリティにはどのような特徴がありますか?
A) Javaマイクロサービスアーキテクチャに基づいており、高いスケーラビリティを実現いたします。
Q)ロボット・管理サーバの耐障害性(クラスタリング)は他のRPA製品と比べてどのような特徴がありますか?
A) bp-connectのスマートコマンダ(管理センタ機能)はWebサーバであり、様々な障害対策を実施可能です。
Q)権限管理は標準でどのくらい分けて付与できますか?
A) 組織構造のポジション、役職に基づくユーザ権限管理、およびロボットの使用権限管理に分けて付与することが可能です。
Q)実行器の録画機能は搭載されていますか?
A) リモートでロボットの実行状況を録画することが可能です。繰り返しの再生リプレイにより、実行問題のリアルタイム発見、例外操作などのセキュリティ問題を防ぐことも可能です。
Q)ログ管理機能はありますか?
A) 多次元ログ監視と早期警告(エグゼクタ、ロボット、タスクなど)の機能が搭載されています。
Q)管理サーバ対応のOSを教えて下さい。
A)Windows、linuxに対応しています。
■実行・管理機能について
Q)Citrix XenAppに対応していますか?
A)各種仮想デスクトップに制限はございませんが、場合によって事前検証が必要になります。
■操作について
Q)操作方法・特徴について教えて下さい。
A)bp-connectでは、操作要素によって異なる最適なテクノロジーを選択しています。その理由は、できるだけ干渉のない純粋なバックグラウンド操作により、「実行速度の向上」と「複数同時実行のニーズに対応する(同じコンピュータが複数の同一または異なるロボットを同時に実行する)」ことを最優先としているからです。
Q)MS Office操作について教えてください。
A)従来のRPAでは、大規模な処理または同時実行の場合、Excelプロセスを強制終了できないか、過剰なメモリ使用量の発生、不明なcomエラーが発生することがあります。
bp-connectではMS Officeのcomテクノロジーではなく、xmlを介して操作する方法を採用しています。そのため、使用するPCにMS Officeがインストールされていなくても、メモリや干渉などの問題は発生しません。また、操作の安定性の向上・操作の高速化にも繋がっています。また、複数のロボットが同一Excelファイルに対する読み取り、書き込みや、Excelが開いていても、RPA作業は可能でございます。
Q)SAP操作について教えてください。
A)従来のRPAでは、一般的なフォーム要素操作とグラフィカルな比較方法を使用するため、「並行処理ができない」「安定性が低い」「干渉を受けやすい」「複数のSAPを同時に操作することはできない」といった課題があります。bp-connectでは、SAPとネイティブ接続し、バックグランドで処理いたします。そのため、安定で超高速実行が実現可能です。
